STORY3 幸せな経営者を創る
2021.03.17
経営者の豊かな循環を実現し人生の本質へシフトする、ライフディスカバリー・アドバイザーへ
エグゼクティブ・コーチとして「一滴の水を大河にする」家族を含む深い付き合いを実践
現在、岩井は「経営/財務コンサルタント」に加え、「エグゼクティブ・コーチ」という肩書きを持ち、経営者はもちろん、その家族までも含めた人間関係のメンタリング、カウンセリングも行っている。
エグゼクティブ・コーチとは、いま日本でもベストセラー中の書籍『1兆ドルコーチ シリコンバレーのレジェンド ビル・キャンベルの成功の教え』(ダイヤモンド社)でも知られる、経営者向けのプロコーチ。著者のビル・キャンベルはアメフトのコーチ出身でありながら、ジョブズの師であると同時に、グーグル創業者たちをゼロから育て上げたとして伝説のコーチとなっている。
彼の働き方は、岩井の経営者への寄り添い方にも通じる。
『一兆ドルコーチ』の要にもなっている「人間的な価値」が成功につながるという点、また「人が全て」という原則、人間関係を見続けることに徹していたビル・キャンベルの在り方と岩井自身の「人としての付き合い方」には近いものがある。
「一滴の水を大河にする、いただいた信頼は裏切らない、受けた恩は忘れない」。
これが、岩井の人としての付き合い方、出逢い方である。
個人の人生の本質を「最幸」にするためのライフディスカバリー・プログラム
また、純粋に「好き」という想いから始まっていたはずのビジネスがいつしか変化し、疲弊してしまっている創業者も多いなか、情熱の炎を再燃するための具体的なアプローチとして、心理学と脳科学の原理に基づくライフディスカバリー®・プログラムも提供している。
脳科学者・西剛志氏が開発した「ライフディスカバリー®・アドバイザー」の資格を持つ岩井は、このプログラムで自分の目標がわからなくなったり、ライフワークとなる仕事を求めるクライアントに対し、自身が本当にやりたいことを見つけられるよう手助けしたりしている。
人生で本当にやりたいことを見つけられるかどうかは、人が幸せになるためにもっとも大切なことのひとつと言われる。
これまでのビジネスである程度の成功を得ていても、ライフワークとなる心からやりたいことを見失うことで、やりがいを失っていく経営者は少なくない。
そうなると、外からは何不自由なく見えても、本人は心からの充実感を感じることができず、最終的に本当の意味で満足感を得られない。
本来の自分自身に戻ることで、人は本当の意味で自己を実現できる――。
ライフディスカバリー®・プログラムは、そのためにそれぞれの人の本質を捉え、ライフワークを診断するためのものだ。
会社よりも経営者個人の人生の本質を「最幸」にしたいと願う岩井にとって、ビジネスでの成功だけでなく本当にやりたいことを見つけるのはよりいっそう大事なこと。
今後は、こうした最新の研究に基づいたコーチングプログラムにも力を入れていく予定だ。
女性経営者のステージアップを支援するスクールも計画中
このほか、一見成功を収めているように見えて、実は息苦しい、夢中になれず虚無感がある……といった女性経営者の声に応えるために女性経営者向けサロンのスタートも予定している。
彼女たちにステージアップの機会を届け、伴走していくための人生まるごとコーチングだ。
それにより、人生の切り替え点を見つけ、新しい自分を発見し体験する女性経営者がもっと増えていくことを願っている。
※ 2020年のインタビューを掲載しております。