コラム

第13回”若手起業家クラブ「C's Club」

2022.03.16

13若手起業家クラブ「C's Club

 今回はゲスト講師に岡村洋次様をお迎えして
『世の中は変化ではなく進化・流通に見る進化の具体例を伺う』をテーマにオンラインにて開催いたしました。

ゲスト講師プロフィール
1972年 イトーヨーカ堂入社。
取締役情報システム部部長、取締役執行役員食品事業部長、取締役執行役員販売事業部長、取締役執行役員QC室長と重要ポストを歴任。
2009年 株式会社FOUR-SEEDSを設立し、寺子屋「反始塾」を主宰、企業からの派遣入塾者と1年間相互学習を行いながら、メーカー・卸売業を中心にコンサルティング活動に従事している。
流通の神様と言われ、イトーヨーカ堂立て直しの立役者として才覚を振るい、独立後は上場企業から未来を担う優秀な社員様をお預かりし流通の神髄を伝えていらっしゃいます。また、各企業のコンサルや講師として活躍されています。

今回は身近な小売りという観点から流通を通して世の中を様々な角度からお話いただきました。
世の中で起きていることは、
すべて理(ことわり)摂理(適者生存)””道理(生存できる方法)””論理(正しさを獲得する手法)”できているというお話から始まりました。

 「自然の摂理の中に世界が変わり、世界が変われば正しさが変わり、その正しさをどのように実行していくのか」
これを変化ではなく、進化だと捉えてほしい。
なぜなら、変化だと思うから対応が後手に回る、進化だと思えば先回りして備えることができるから!と熱くお話しくださいました。

また、視野(物事を考えたり判断したりする範囲)・視座(物事を見る姿勢や立場)・視点(視線の注がれるところ)も意識して、上手に利用することもお薦めだとも話す。
自分の身体に備わっている能力、可能性に気づき、おおいに使ってほしい。経営を考えた時、経営学も大事だが、人間の体の自然科学からもヒントはあると思うから!

自分は38年間企業の忠実な歯車として動いてきて全く後悔などはないが、もし自分が若い時に少しでも意識して行動していたら、何かが変わっていたのかな?と思うこともある。という岡村さんの言葉が深く心に響きました。

流通産業フィールドとライフサイクル(寿命)の具体例で、どうして理(ことわり)の話になったのか?小売りの過去と現在の違いを分かりやすく解説 以前の消費者は「欠けているところに顕在化した需要があった」が、現在は「満ちているところに潜在化した需要がある」という話に、そこにビジネスチャンスのヒントがあると皆さんも感じてくださっているようでした。

世の中は小さな変化が数多く積み重なり変化しているのでから気づきにくい。
だから小さいことを大きく考えてほしいのだとアドバイスもいただきました。

最後に「来し方を振り返り、行く末を探る」
答えはすべて自分の中にあるとエールを送ってくださいました。

 具体例を伺うことで流通や小売りの中に沢山のヒントがあると知り、勉強になりました。
今回のお話を皆さんの仕事や状況、環境に置き換えて、当てはめて活かしていただけると確信しています。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー2021年春、経営者として人間力を上げたい、ステージアップを考えている若手起業家のための本物に触れる若手起業家クラブとして立ち上げました。 毎月のオンラインサロン&オンラインコンサルタイムに加え、3ケ月に一度、通常ではお会いすることのできないスペシャルゲストをお迎えして、なかなか予約を取ることのできないお店でのオフ会の開催を予定しております。 C’s Club 完全ご紹介制で運営しております。 C's Club概要 はコチラ https://resast.jp/conclusions/7148